アウトリーチ

アウトリーチ "とは

 国内の子ども若者支援領域ではアウトリーチ=訪問支援と解釈されています。内閣府主催のアウトリーチ(訪問支援)研修報告書を確認すると、訪問支援の対象はひきこもりや不登校、精神障害者など限定的で、「家庭に訪問し、そこで支援を実施。あるいは支援機関に誘導するためのスキル」として支援者養成がされています。ちなみにアウトリーチとは外来語で単なる家庭に踏み込んだり、子どものいる場所に出向くことではありません。

「アウトリーチ」の現状と課題

  国内でのアウトリーチスキルの普及は歯止めがかかっており、定義や対象は曖昧なまま使用されています。近年では質も問われるような方法も散見しています。

 

 全国こども福祉センターでは、アウトリーチ実践に特化した研修(座学・演習・現場実習)を2014年から毎年継続的に実施。(複数の大学教育でも採用し、2017年度から日本福祉大学や同朋大学でも演習科目で取り入れている)受講生は一年間のカリキュラムを通して、複数の演習・現場実習に励みます。その研修内容は公的機関より評価していただいており、2015年に名古屋市社会福祉協議会地域福祉リーディングモデルとして選定、市教育委員会・県教育委員会より後援、2016年には内閣府・厚労省・文科省・日本財団を事務局とする子ども貧困対策(採択率2%:貧困の連鎖を解消する事業)に選定されています。

 

 街にいるのは、ルポや貧困報道でたびたび登場する売春少女ばかりではありません。一つの現象に対して都合の良い部分だけを切り取り抽出するのではなく、あらゆる角度、距離、立場から捉え、社会が今どうなっているのか(根幹)を浮き彫りにする必要があります。詳しく学びたい、知りたいという方は、研修への参加、講演依頼からお問い合わせください。